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zoom RSS 魁夷画伯に導かれ

<<   作成日時 : 2010/11/18 13:04   >>

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今年、風薫る5月の終わりに仕事で京都を訪れた。

休日を4日挟んで2週間ほどの中期出張の間、定宿が有った東山界隈を購入したての
EP−2を持って長く散策したものだ。

私には日本画壇に心の師が二人居る。

一人は、幼い頃に私の(絵の)才能を買ってくれて「この手で育てたい」と親や学校に
交渉までしてくれた平山郁夫画伯。

そしてもう一人は、心の目を開いてくれた東山魁夷画伯で有る。

「絵に成る場所を探すと言う気持ちを棄ててただ無心に眺めていると”私を描いてくれ”
と囁き掛けて居る様に感じる風景に出会う」

カメラをバックに入れた瞬間に、この魁夷画伯の言葉が今も頭を過ぎる。

この頃撮った写真を見返すと、その言葉と共に魁夷画伯の絵の印象を追いかけている
のが手に取るように解るから面白い。

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これは師が描いた「京洛四季」の世界を真似てみた写真だ。
というよりも自分の中では明確に習作としてカメラで”描いて”みているわけだ。
東福寺庭と言う作品を知る人には明白だろう。

そんな中、師の言葉通りに無心で東福寺の庭を眺めたとき、寺を紹介する数々の名所
とはちがう景色に魅入られ、じっくりと描きこむようにシャッターを切った写真が有った。

RAW現像の段階では更にじっくりと凛とした空気と杜の緑を岩絵の具で描くように現像した
その1枚が、この度「東山南部地域活性化委員会」が地域活性を目的に開催した写真投稿
企画(コンテスト)で特別賞を頂いた。

版権は既に委員会に譲渡されているので私がここに掲載するわけにはいかないが以下の
サイトに掲載されているし、週末から東山区役所でも展示されるとの事だった。
興味が有れば覗いてみて下さい。

http://kyoto-higashiyama.jp/

その昔、文豪川端康成が東山魁夷画伯に「今のうちに描いてくれ」とリクエストした京洛の
足跡を追いかけて魁夷画伯の言葉を胸に歩いていたら、嬉しい事に言葉通りの風景に出
会えて作品を仕上げる事が出来た。
そして、たまたま地元の人が喜ぶ様なイベント(コンテスト)に遭遇したのでお披露目したら
事の外喜んで頂けた。

そんな感じだろうか?(だからね、コンテストの賞品とかには興味は無いんですよ本当)

さて「京洛四季」の中に、とても好きで、その世界観を常に追いかけている「花明かり」とい
う作品が有る。
もっと高性能なカメラとレンズで無いと写真に表現するのは難しい(合成ならいくらでも真似
はできそうなのだけれどね?)風景

ただ、写真でもその世界観や”印象”は表現できるんじゃないか?

そんな意識で撮って居たものも有るので最後に載せて見ます。

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月と太陽の差もあるし、手前に夜桜が咲き誇っている訳でもないけれど、その印象を追い求
めた写真なんですよ。

いつか自分だけの描きたい風景に出会えた時のために、精進したい。そういう事ですね。

今回の受賞は、そんなフォトライフの励みに成りました。
協会関係者の方々、どうもありがとう御座いました。

・・・・・ほんとは”絵”が描きたいんだけどね〜

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